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 世界気象機関気候学委員会、気候に関する情報・サービスの改善に合意

発表日:2010.03.01


  世界気象機関(WMO)の第15回気候学委員会が、2010年2月19~24日まで、トルコのアンタルヤで開催され、気候に関する情報やサービスを改善して提供していくことに合意した。同委員会では、気候観測の重要性や、気候の評価・予測を加盟国の間で収集・交換していく手続きについて強調。また、気候変動のモニタリングや情報交換のために、地球規模のデータセットが重要だという認識を示した。さらに、気候モニタリングの世界的な強化、地球規模・地域レベル・国レベルで質の高い気候情報を構築・交換・普及していくための組織的なメカニズムの開発・運用に合意。特に、各国の能力や優先順位を考慮し、国レベルでの気候サービスの発展を重視していくことを決定した。この他、気候変動への適応やリスク管理に気候関係の情報や知識へのアクセス・利用が不可欠であることを踏まえ、部門別の気候指標やツール、ガイダンスなどを開発すること、教育や訓練、インフラ強化、普及啓発など、気候サービスの能力開発のための総合的な戦略を開発することに合意した。

情報源 世界気象機関(WMO) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 世界気象機関(WMO)
分野 地球環境
キーワード モニタリング | 気候変動 | 世界気象機関 | WMO | 地球規模 | 気候観測 | リスク管理 | 気候学 | データセット | 指標
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