世界気象機関(WMO)や世界水パートナーシップ(GWP)等が共催する総合的な干ばつ管理に関するプログラム(IDMP)は、2016年8月15~19日に開催されたアフリカ干ばつ会議に合わせ、「干ばつ指標・指数に関するハンドブック」を公開した。これは、一般の干ばつ対策立案者や意思決定者(気象・水文関連のサービスや省庁、資源管理者など)を対象に、干ばつの影響を受けやすい地域で一般に利用されている指標・指数を提示したもので、リスクに基づく管理政策と対策計画を支えるモニタリングや早期警報、情報伝達システムの向上が目的である。このハンドブックを出発点として独自の指標・指数を開発することも、他で開発されたシステムをそのまま利用することも可能である。IDMPは、特に「気候サービスのための世界的枠組み」(GFCS)の優先分野(災害リスク低減、水、農業・食料安全保障、エネルギー、健康)に寄与するものであり、このハンドブックを通じて、干ばつの事前対策や予報システムの開発・強化において国や地域を支援するという。
情報源 | 世界気象機関(WMO) プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 世界気象機関(WMO) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | モニタリング | 世界気象機関 | WMO | 干ばつ | アフリカ | リスク管理 | 指標 | ハンドブック | 指数 | IDMP |
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