アメリカエネルギー省(DOE)のエネルギー先端研究計画庁(ARPA-E)は、エネルギーイノベーション・サミットの開幕に合わせて、アメリカ復興・再投資法に基づき、クリーンエネルギー技術の研究事業に1億ドルを助成すると発表した。3回目となる今回の募集では、以下3分野の事業を募集する。(1)断続的に送電可能な電力網規模の貯蔵システム:エネルギーやコスト面で揚水発電に匹敵する新たな電力貯蔵システムを目指し、貯蔵事業のコンセプトの実証、既存の電力網の欠点に対応した最新システムのプロトタイプの開発を行う。(2)迅速な送電技術:高圧スイッチ、高密度の充電貯蔵用の素材等に投資。太陽電池のマイクロインバーター等に利用される小型変圧器、系統連系された太陽電池等のインバーター用の変圧器、風力発電機等の高電圧設備のための軽量・中電圧型エネルギー転換装置等を開発する。(3)革新的な熱関連機器を利用した建物のエネルギー効率化:建物の冷房や蒸気圧縮式冷凍装置等による温室効果ガス排出量を減らす、省エネ技術を開発する。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | アメリカエネルギー省 | DOE | 太陽電池 | 電力貯蔵 | エネルギー効率 | クリーンエネルギー | 充電 | 電力網 | 揚水発電 |
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