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 EU、電気・電子機器における有害物質の規制強化のためRoHS指令改正へ

発表日:2010.11.24


  欧州委員会は、2008年に提案した電気・電子機器における有害物質の使用を規制するRoHS指令の改正を欧州議会が承認したことに、歓迎の意を表明した。議会の承認により、今後改正案は欧州理事会の正式な採択を経て交付される。RoHS指令は、電気を使用する幅広い製品を対象とし、2003年の発効以来、禁止有害物質の廃棄と環境中への放出を食い止めてきた。また、電気・電子機器の設計の転換をもたらし、希少物質の回収促進にも大きな役割を果たしてきた。今回の改正案では、同指令の実施と執行を強化し、REACH規則や商品販売をめぐる新たな法令等との整合性を高めるほか、将来の規制物質指定手続きの効率化を図り、「ヨーロッパ2020戦略」に沿ったEUの資源効率向上に貢献する。この改正により、対象品目が拡大され、医療機器や監視・制御装置が規制の対象になるほか、禁止物質の審査・変更の仕組みや禁止物質の例外規定の効率化、REACH規則との整合性向上等が図られる。

情報源 欧州委員会 プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州委員会
分野 健康・化学物質
キーワード 電子機器 | RoHS | 欧州委員会 | 有害物質 | REACH | 資源効率 | 化学物質規制 | 電気機器 | 希少物質 | 医療機器
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