カナダ環境省は、新規大型車両の温室効果ガス排出削減および燃費向上のための新基準に向け、その詳細を意見公募文書として公表した。カナダはアメリカと連携した「北米」アプローチの下、小型車両についてはすでに共通の基準を設けているが、大型車両についてもアメリカと同じ2014年型車両から規制を実施する予定である。規則案では、一般の舗装道路を走行するすべての新規大型車両が対象で、大型ピックアップトラック、トレーラ牽引用トラクタ等のほか、貨物トラック、配送車、コンクリートミキサー車、ごみ収集車、バスなどの商用車も対象に、燃費と温室効果ガス排出量の削減を目指す。規則案ではまた、ハイブリッド車や電気自動車等、先進技術車両の導入促進も図っている。カナダ政府は、2020年までに、温室効果ガスの総排出量を2005年水準から全体で17%削減する計画で、このために、輸送部門の排出削減は重要な要素になるという。
情報源 | カナダ環境省 プレスリリース |
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国・地域 | カナダ |
機関 | カナダ環境省 |
分野 | 地球環境 大気環境 |
キーワード | ハイブリッド車 | 燃費 | 電気自動車 | 温室効果ガス | バス | トラック | カナダ環境省 | 基準 | 排出削減 | 大型車 |
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