アメリカ環境保護庁など、大型トラックの温室効果ガス排出と燃費に関する基準を提案

発表日:2015.06.19

アメリカ環境保護庁(EPA)と運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、中・大型トラックの燃料効率を改善し、温室効果ガス(GHG)排出を削減するための基準を共同で提案した。アメリカでは中・大型トラックは、全車両中の約5%に過ぎないのにも関わらず、輸送部門のGHG排出と石油消費の約20%を占めているという。今回提案された基準は、2021~2027年製造車に段階的に適用される予定で、基準の下で販売された車両の耐用年数を通じて、CO2排出を約10億トン、燃料費を約1700億ドル、石油消費量を最大18億バレル削減できると見込まれている。これらの削減は、アメリカの全住宅の約1年間のエネルギー使用によるGHG排出に相当するという。基準の設定により、環境への負荷を軽減するだけでなく、企業や消費者にとっても経費削減になり、技術革新や雇用の創出につながるという。この基準は、3年間にわたる広範な試験・調査期間を経ており、策定までの各段階を通じ、産業、労働、環境団体などが協力した。

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