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 アメリカ環境保護庁、法規制の「執行遵守履歴オンライン」データベースに州の執行状況比較を可能にする新機能を追加

  アメリカ環境保護庁（EPA）は、法規制の「執行遵守履歴オンライン」(ECHO)データベースに州の執行状況の比較を可能にする新機能を追加した。新機能「EPAと州の執行措置マップ」は、対話形式で州と連邦の執行情報にアクセスし、州ごとに情報を比較できる。利用者が閲覧したい年、対象（大気・水・廃棄物の別）、州と連邦の別を選択すると、州内の事業者の所在地や名称、その施設に執行された環境法令などが表示される。関連法令の違反対応措置に関する情報は毎月更新される。EPAは、「全国各地の汚染施設の遵守情報及びEPAや各州が行う措置を表示する使いやすいツールの提供に努めており、今後も透明で開かれた政府として、執行・遵守データ公開への取り組みを続ける」としている。ECHOは、80万ヵ所を超える施設の検査、違反状況、執行措置に関するEPAと各州のデータを総合的に検索できる。運用9年目で年間照会件数は200万件を超えており、最近、データ照会が1000万件目に達したという。