イギリスの研究チーム、チョウが気候変動に適応して進化しているとの研究結果を発表

発表日:2011.12.01

イギリスのブリストル大学とシェフィールド大学の研究チームは、イギリスに生息するチョウの一種が、気候変動に適応して進化的変化を遂げながら新しい生息地に移動・定着しているとの研究結果を発表した。温暖化に伴い、イギリスでは多くの生物種が北上している。国内に生息するシジミチョウ科の一種A.agestisも、北方の様々な生息地に広がっている。研究者らは、こうした北上に伴い、このチョウが多様な生息地を利用する能力や移動能力などにおいて進化的変化を遂げているかどうかを、遺伝子技術を用いて調べたところ、著しい適応変化が起きていることを突き止めた。また、このチョウは、もともと個体群によって生息地の選好に差異があり、こうした特性が新たな生息地での定着に重要であることが示唆されたという。進化的変化は、生物種が気候変動に適応できるかどうかに影響する可能性が高く、生息地選好などにおける遺伝的差異が最大限に活かされれば、種は長距離を北に移動し、気候変動に適応していけると同研究は指摘している。

情報源 イギリス自然環境研究会議(NERC) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス自然環境研究会議(NERC)
分野 自然環境
キーワード 地球温暖化 | 気候変動 | イギリス自然環境研究会議 | 適応 | 北上 | 生息域 | 進化 | 移動 | チョウ | 遺伝子分析
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