アメリカエネルギー省(DOE)は、先端エネルギー貯蔵技術開発プロジェクトに対し、エネルギー先端研究計画局の2つのプログラムから総額4300万ドルを助成すると発表した。このうち、「エネルギー貯蔵装置の先進管理・保護プログラム」では、リアルタイムでリチウムイオン電池内部を監視する光センサーの開発プロジェクト等、次世代エネルギー貯蔵装置の高度なセンシング・制御技術の開発12プロジェクトに3000万ドルを助成する。一方、「中小企業技術革新プログラム」では、安価な鉄から成る電解質材料などを利用し電力貯蔵用フロー電池を作る取組など、7プロジェクトに1300万ドルを助成し、先端エネルギー貯蔵技術を追及する進取的な中小企業を支援する。DOE長官は、「今回のプロジェクトはエネルギー貯蔵技術に残された課題に取り組むもので、電気自動車や送電網のエネルギーの貯蔵と利用を激変させるだけでなく、遠隔地の米軍基地のエネルギー利用の改善や、石油の輸入依存の軽減など、アメリカのエネルギー安全保障を高めるもの」としている。
情報源 | アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカエネルギー省(DOE) |
分野 | 環境総合 |
キーワード | リチウムイオン電池 | アメリカエネルギー省 | DOE | 技術開発 | 中小企業 | 電力貯蔵 | 助成 | 電解質 | エネルギー貯蔵 | 次世代エネルギー |
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