三菱電機(株)は、住宅用太陽光発電システム向けパワーコンディショナを、2008年1月9日から新発売する。パワーコンディショナは、太陽電池が発電する直流電力を交流電力に変換する機器で、太陽光発電システムの効率向上のためには、太陽電池の効率・出力向上とともに、パワーコンディショナの電力変換効率向上が必要とされている。今回の新製品は、業界初の「階調制御インバータ方式」の採用により、電力変換時の損失を従来比44%低減し、業界最高の電力変換効率97.5%を達成。同社では、太陽光発電システムが地球温暖化防止・CO2削減の有効な対策の一つとして注目されているなか、高効率・高品質な製品づくりを通じて環境保全に貢献していくという。