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 富山県、農業用水を利用した「山田新田用水発電所」を竣工

発表日:2013.03.14


  富山県は、農業用水を利用した「山田新田用水発電所」が竣工したと発表した。農業用水を利用した小水力発電は、再生可能エネルギーの有効活用により地球温暖化防止に貢献するとともに、土地改良施設の維持管理費の軽減が図られるため、同県では、小水力発電所の整備や導入支援、発電適地調査などの取組みを積極的に実施している。今回、平成23年度より南砺市で整備を進めていた小水力発電所が完成した。同発電所は、農業用水路の空き容量を利用して発電するもので、使用水量は、かんがい期(4/21~9/10)は0~2.64m3/s、非かんがい期(9/11~4/20)は2.64m3/sである。最大出力は520kWで、年間供給電力量は一般家庭約612軒分に相当する257万kWh、年間二酸化炭素削減効果は1,428tになるという。

情報源 富山県 報道発表(PDF)
機関 富山県
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | CO2 | 地球温暖化 | 小水力発電 | 発電所 | 富山県 | 用水路 | 南砺市
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