環境省と水産庁は、平成25年3月3日から14日にタイ・バンコクで開催された、ワシントン条約(CITES)第16回締約国会議の結果を公表した。ワシントン条約は、野生動植物の国際取引の規制を輸出国と輸入国とが協力して実施することにより、絶滅のおそれのある野生動植物の保護を図ることを目的としている。今回の会議では、国際取引が規制される種を定めた附属書の改正が行われたほか、条約の実施に関する決議等が採択された。そのうち、リュウキュウヤマガメを含むイシガメ科15種の附属書IIへの掲載提案が承認され、今後、リュウキュウヤマガメなどの商業目的の国際取引には、輸出国の許可証が必要となった。条約の実施等については、戦略ビジョン改訂案やゾウの取引に関する決議改正案、サイの取引に関する決定等の採択のほか、毎年3月3日を世界野生生物の日とすることを国連総会に求めることの合意等がなされた。
情報源 |
環境省 報道発表資料
水産庁 報道発表資料 環境省 報道発表資料 |
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機関 | 環境省 水産庁 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 環境省 | 絶滅危惧種 | ワシントン条約 | 附属書 | 水産庁 | 野生動植物 | 国際取引 | CITES | リュウキュウヤマガメ |
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