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 環境省、ワシントン条約附属書への掲載を提案

発表日:2012.10.05


  環境省は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)附属書IIへの掲載を提案すると発表した。ワシントン条約では、締約国会議において国際取引の規制対象となる種を掲げた附属書の改正を行っている。同省では今回、平成25年3月にタイのバンコクで開催される予定の第16回締約国会議(COP16)に、我が国からリュウキュウヤマガメの附属書IIへの掲載を提案することとし、ワシントン条約事務局(ジュネーブ)に提案書(英語)を提出した。リュウキュウヤマガメは、沖縄諸島の沖縄島・渡嘉敷島・久米島の限定的な地域のみに分布する我が国固有の種で、同省やIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストに掲載されている。附属書IIへ掲載し、違法な取引を締約国の協力により効果的に排除するとともに、生息国以外での国同士による商業目的での繁殖個体の合法的な取引が存在するのであれば、そのモニタリングを可能にすることを提案する。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 絶滅危惧種 | 国際自然保護連合 | IUCN | レッドリスト | ワシントン条約 | 附属書 | 野生動植物 | リュウキュウヤマガメ
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