環境省は、平成25年6月27日・28日にベトナム・ハノイで開催された「第22回地球温暖化アジア太平洋地域セミナー」の結果を公表した。同セミナーは、豪州産業・イノベーション・気候変動・科学・研究・職業専門教育省及びベトナム天然資源・環境省との共催で開催され、アジア太平洋地域13カ国及び国際機関等14機関から、49名の緩和分野における測定・報告・検証(MRV)、適応分野におけるモニタリング・評価(M&E)の担当官や専門家、気候変動交渉等に係る行政官が参加。専門家による緩和分野のMRVと適応分野のM&Eに関する概念や問題意識についての発表が行われた後、アジア太平洋地域の各国より、MRVとM&Eに関わる具体的なプロジェクトの経験、国内体制などについてプレゼンテーションが行われ、その後、援助機関等による支援の現状について認識が共有された。