日産自動車(株)は、100%電気商用車を2014年度中に日本市場に投入すると発表した。同車は、多目的商用バンの電気自動車(EV)モデルで、従来のディーゼル車やガソリン車と同等の室内の広さや多用途性、実用性を備えると同時に、EV特有の卓越した加速性及び静粛性を併せ持つもの。また、走行時の二酸化炭素(CO2)の排出量ゼロを実現する。さらに、屋外行事や緊急の際の電源としても活用できる荷室の電源供給機能や、先進的なテレマティクスシステムが装備され、さまざまなシーンにおけるビジネスの可能性を広げるという。同社では、現在、同モデルの特長を活かした効果的な活用法のモデルケースを確立すべく、横浜市と共にその具体策を検討している。また、横浜市とスマートシティ構築に関して相互協力関係にあるスペインのバルセロナ市では、市のタクシーへの活用など、同モデルを活用した施策が具体化しつつあるという。同モデルは2014年半ばより生産を開始、世界各国で販売する予定。
情報源 |
日産自動車(株) ニュースリリース
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機関 | 日産自動車(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 電気自動車 | 日産自動車 | EV | CO2排出量 | 環境性能 | 横浜市 | 実用性 | 商用車 | 電源供給 |
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