富山県は、平成25年度ガンカモ類生息調査の結果を公表した。この調査は、日本におけるガン・カモ・ハクチョウ類の冬期の生息状況を把握し、野生鳥類の保護に役立てるため、昭和44年度から毎年全国一斉に行われているもの。今回、平成26年1月12日に、これらの鳥類が生息する海域、河口、河川、湖沼、人造池(ダム、ため池)など136箇所を対象に、双眼鏡やプロミナー等を使用して種類別に生息数をカウントした。その結果、カモ類は、カルガモ、マガモ、コガモをはじめ、全15種で計29,077羽(昨年比1種減、407羽増)が観察された。ハクチョウ類は、オオハクチョウ、コハクチョウが計348羽(昨年比449羽減)観察され、特にコハクチョウが87羽(昨年561羽)と大幅に減少した一方、オオハクチョウは261羽と過去最高の飛来数となった。ガン類は、確認されなかった。これらにより、総個体数は、29,425羽で過去最高の昨年より46羽減少し、総種数は2種(カモ類で1減、ガン類で1減)の減少となった。
情報源 |
富山県 報道発表(PDF)
富山県 25年度(第45回)ガンカモ類の生息調査の結果 |
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機関 | 富山県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 湖沼 | 野鳥 | ガン | カモ | 生息調査 | ガンカモ類 | ハクチョウ | 冬期 | 富山県 |
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