富山県は、平成26年度ガンカモ類生息調査の結果を公表した。この調査は、日本におけるガン・カモ・ハクチョウ類の冬期の生息状況を把握し、野生鳥類の保護に役立てるため、昭和44年度から毎年全国一斉に行われているもの。今回、平成27年1月11日に、これらの鳥類が生息する海域、河口、河川、湖沼、人造池(ダム、ため池)など137箇所を対象に、双眼鏡やプロミナー等を使用して種類別に生息数をカウントした。その結果、カモ類は、カルガモ、コガモ、マガモをはじめ、全18種で計31,041羽(昨年比3種増、1,964羽増)が観察された。ハクチョウ類は、オオハクチョウ、コハクチョウが計742羽(昨年比394羽増)観察された。ガン類は、コクガン、マガンが5羽(昨年比2種増、5羽増)確認された。これらにより、総個体数は31,788羽で昨年より2,363羽増加し、総種数は5種(カモ類で3増、ガン類で2増)の増加となった。
情報源 |
富山県 報道発表(PDF)
富山県 平成26年度(第46回)ガンカモ類の生息調査の結果 |
---|---|
機関 | 富山県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 湖沼 | 野鳥 | ガン | カモ | 生息調査 | ガンカモ類 | ハクチョウ | 冬期 | 富山県 |
関連ニュース |