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 三井不動産(株)、「柏の葉スマートシティ」で電力を地域で融通しあうスマートグリッドを実用化

発表日:2014.04.24


  三井不動産(株)は、環境共生都市等を目指して街づくりを進めている千葉県柏市の「柏の葉スマートシティ」で、太陽光発電や蓄電池などの分散電源エネルギーを街区間で相互に融通するスマートグリッドを2014年7月より段階的に運用開始すると発表した。これは、各街区内の建物に太陽光発電や蓄電池などの分散電源を設置し、その電力を街区間で融通しあうもの。平日は商業施設からオフィスなどへ、休日はオフィスなどから商業施設へ電気を供給することで、約26%の電力ピークカットが可能となる。省エネルギー・CO2削減に貢献するとともに、両施設合計で電力料金削減など年間約1,000万円の経済的なメリットが見込まれる。また、各施設や分散電源をICTネットワークでつなぐ地域エネルギーマネジメントシステム(AEMS)を構築。各施設の発電量や蓄電量、電力使用量、地域の気象情報や災害情報などのデータを収集・分析して今後の電力需要や発電・蓄電量を予測し、地域における最適な電力供給計画を策定するという。

情報源 三井不動産(株) ニュースリリース
機関 三井不動産(株)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | 三井不動産 | 蓄電池 | スマートグリッド | 地域 | エネルギーマネジメントシステム | スマートシティ | ピークカット | 電力供給 | AEMS
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