(株)日立製作所は、茨城県日立市内にある大みか事業所と周辺事業所で、分散型エネルギーマネジメントシステム(EMS)を今夏の節電に向けて本格稼動し、実証実験を開始したと発表した。これらの事業所では、スマートシティの実現に貢献する分散型EMSの実証実験を2011年6月より検討してきた。今回、同実証実験の第1フェーズとして、太陽光発電設備(940kW)及び蓄電池設備(4.2MWh)の稼動を開始した。また、分散型の工場エネルギー管理システム(FEMS)を本格的に稼動し、蓄電池設備の充放電制御による電力ピークシフト、空調設備の直接制御による設定温度調節機能を活用した電力ピークカットなどを行い、今夏の節電を実現する。同社では、同実証実験の本格稼動により、大みか事業所の2010年度夏季ピーク電力に対し、23%の使用電力低減を目指すという。
情報源 |
(株)日立製作所 ニュースリリース
|
---|---|
機関 | (株)日立製作所 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 太陽光発電 | 日立製作所 | 蓄電池 | 分散型 | 実証実験 | スマートシティ | 節電 | 工場エネルギー管理システム | FEMS |
関連ニュース |
|