埼玉県は、平成24年度大規模事業所の温室効果ガス削減状況を公表した。同県では、平成23年4月から大規模事業所を対象とした目標設定型排出量取引制度を導入している。今回、同制度の平成24年度における対象事業所のCO2排出量を集計した。これによると、平成24年度に大規模事業所581所が排出したCO2排出量の合計は年間693万トンで、基準排出量と比べて195万トン(22%)削減となった。平成23年度に引き続き、大幅な削減が継続しており、特に事務所・店舗等の業務部門(第1区分)では小売業が、工場等(第2区分)では自動車・同関連部品製造業をはじめとした機械器具製造業が、大幅な削減を達成していた。また、大規模事業所には、第一計画期間(平成23~26年度)において基準排出量に対する8%(第1区分)又は6%の(第2区分)削減目標が設定されているが、平成24年度に目標削減率以上の削減が行われたのは461事業所となり、全体の79%となった。
情報源 |
埼玉県 県政ニュース
埼玉県 県政ニュース(PDF:414KB) |
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機関 | 埼玉県 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 温室効果ガス | 事業所 | CO2排出量 | 削減目標 | 埼玉県 | 排出量取引制度 |
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