環境省は、低炭素社会国際研究ネットワーク(LCS-RNet)が、第20回気候変動枠組条約締約国会議(COP20)の期間中の平成26年12月12日に開催したサイドイベント「低炭素社会への移行に向けたグローバルな課題-低炭素社会国際研究ネットワーク(LCS-RNet)からのメッセージ」の開催結果を公表した。LCS-RNetは、各国の研究者と、政策担当者、実務者、その他関連のステークホルダーが、低炭素社会を作り上げていくために必要な中核的課題を密に議論し、知識を共有し、政策に反映させていくことを目的に2009年4月に立ち上げられたもの。今回のサイドイベントでは、同年10月にイタリア・ローマで開催された第6回年次会合の成果の報告に加え、来年COP21での合意が期待される2020年以降の新枠組に沿った、研究コミュニティの役割、研究コミュニティと政策決定者との協働、今後取り組むべき主要課題等について議論が行われたという。