JFEエンジニアリング(株)は、スリランカ国より下水処理施設の設計・建設を受注したと発表した。スリランカ国は、急激な経済成長を遂げているが、下水道はほとんどが未整備の状態で、下水道普及率は2.5%程度に留まっている。世界遺産に登録される第二の都市キャンディ市でも、市民の生活排水は十分な処理がなされないまま河川や湖に直接流されており、水質の悪化をまねいている。今回のプロジェクトは、日本の同国に対する政府開発援助(ODA)で初めてとなる下水処理施設の建設で、市内約7万人分の下水処理を行い、同国の主要な水源であるマハウェリ川などの河川や湖の水質の改善を図るもの。受注した下水処理施設は処理水量14,000m3/日で、曝気槽内の水中プロペラによって下水と散気装置から送られる酸素を攪拌することで効率的に下水を浄化する方式「プロペラオキシデーションディッチシステム」を採用しており、プラントの運転や維持管理が容易になるという。
情報源 |
JFEエンジニアリング(株) ニュースリリース
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機関 | JFEエンジニアリング(株) |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 下水処理 | 生活排水 | 下水道 | JFEエンジニアリング | 水質汚染 | スリランカ | キャンディ市 |
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