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 東芝など、ケニアの地熱発電所の営業運転を開始

発表日:2015.02.20


  (株)東芝と豊田通商(株)は、韓国の現代エンジニアリングとともにケニア電力公社から受注したオルカリア1号および4号地熱発電所が完工し、営業運転を開始したと発表した。同国では、高い経済成長率を背景に電力需要の拡大が見込まれ、国家ビジョンである「VISION 2030」のもと、国全体の発電容量を現在の166万kWから2030年までに1750万kWまで拡大する計画を掲げており、IPP事業を含め多数の新規地熱発電所建設の計画が進められている。今回営業運転を開始したオルカリア1号および4号地熱発電所はその一環として建設され、現在の同国の総発電設備容量の約20%に相当する28万kWの電力を供給するもので、ケニア最大の地熱発電所となる。機器の据付と試運転を経て、2014年9月に4号地熱発電所、また2015年1月に1号地熱発電所がそれぞれ営業運転を開始している。

情報源 (株)東芝 プレスリリース
豊田通商(株) プレスルーム
機関 (株)東芝 豊田通商(株)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 東芝 | 豊田通商 | 地熱発電 | ケニア | 電力需要 | 現代エンジニアリング
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