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 東芝、ニュージーランドから地熱発電所向け発電設備を受注

発表日:2011.04.05


  (株)東芝はニュージーランド・コンタクトエナジー社から、ニュージーランドの北島、タウポ火山帯に位置する「テミヒ地熱発電所」向け発電設備を受注したと発表した。地熱発電は、再生可能エネルギーである地下のマグマだまりによって熱せられた熱水と水蒸気を利用する発電方式で、CO2の排出量が非常に少なく、天候や気象条件に左右されることがない。そのため、近年世界的に地熱発電の開発が進み、現在では世界の地熱発電設備容量は約1000万キロワットに達している。同社が今回受注したのは、8.3万キロワット級地熱タービン、発電電動機、復水器で構成される発電設備2セットで、2012年に納入する。同社は、1966年に岩手県松川地熱発電所に設備を納入して以来、北米、東南アジア、アイスランド等世界各国で52台の地熱発電設備を納入しており、設備容量では世界シェア1位。今後、性能・信頼性向上などの技術改善を進め、地熱発電の普及を通して地球温暖化防止に努めていくという。

情報源 (株)東芝 ニュースリリース
機関 (株)東芝
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | CO2 | 東芝 | 地熱発電 | タービン | 水蒸気 | ニュージーランド | 熱水 | 火山帯
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