(株)東芝は、ベトナムのチャビン州ズエンハイ地区に計画しているズエンハイ3拡張石炭火力発電所向け蒸気タービンと発電機を受注したと発表した。ベトナムでは、高い経済成長率を背景に電力需要の拡大が見込まれている。特に、南部では電力需給が逼迫しており、ベトナム政府が緊急案件として優先的に電源の開発をすすめている。ズエンハイ3拡張プロジェクトも、その緊急電源開発案件の一つ。今回受注したのは、688MWの超臨界蒸気タービンおよびタービン発電機で、2016年末に納入され、2018年夏に運転を開始する予定という。