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 (株)東芝、米国の複合火力発電所向けに蒸気タービンと発電機を導入

発表日:2012.02.09


  (株)東芝は、米国のコロラド川下流開発会社が建設を予定しているテキサス州のファーガソン複合火力発電所向けに、米国のエンジニアリング会社であるフロアー社から、蒸気タービン発電機一式を受注したと発表した。同社が今回受注したのは、ガスタービンと蒸気タービンとの組み合わせにより高効率な発電が可能な、複合火力発電用の蒸気タービン発電設備一式。今後、2013年8月に納入し、発電所は2014年7月に運転開始の予定。米国では、環境保護庁が、発電所から放出される水銀と大気有害物質のガイドラインを2012年12月に制定予定であり、旧式の非効率な石炭火力発電所を閉鎖し、高効率な石炭火力発電所や、安価でCO2排出量が石炭に比べ低く、供給力が向上しているシェールガスを用いた火力発電所の新設計画の増加が見込まれている。ファーガソン発電所でも、旧式の発電所を閉鎖し、天然ガスを用いた高効率の発電所を新設する計画という。

情報源 (株)東芝 ニュースリリース
機関 (株)東芝
分野 地球環境
キーワード 東芝 | 天然ガス | アメリカ | 高効率 | ガスタービン | 発電機 | 環境保護庁 | シェールガス | 蒸気タービン | 複合火力発電
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