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 環境省、鳥獣保護管理法等を施行

発表日:2015.05.29


  環境省は、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)の一部を改正する法律」及びその関係政省令等が、平成27年5月29日に完全施行され、法律名が「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」に変更されたと発表した。近年、ニホンジカやイノシシ等の鳥獣について、急速に生息数が増加するとともに生息地が拡大し、生態系、農林水産業及び生活環境への被害が深刻化している。今回施行された法律は、鳥獣の管理を図るための措置を導入するなど、鳥獣の生息状況を適正化するための抜本的な対策を講じるもの。これにより、鳥獣の管理を強化するため、指定管理鳥獣捕獲等事業や認定鳥獣捕獲等事業者制度等が始まる。また、鳥獣の管理の意義や、ニホンジカとイノシシの捕獲の必要性を広めるため、パンフレット「いま、獲らなければならない理由」を作成したという。なお、改正法の施行に伴い、同年5月29日付けで、環境省自然環境局野生生物課 鳥獣保護業務室の室名は、鳥獣保護管理室となった。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 生態系 | 環境省 | 狩猟 | 管理 | 鳥獣保護 | 鳥獣保護法 | 適正化 | ニホンジカ | イノシシ
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