日本電気(株)は、NEC玉川事業場(川崎市)内に、環境に配慮した次世代オフィス「NEC玉川ソリューションセンター(仮称)」を建設することを決定し、2008年11月25日に着工した。同センターでは、IT・ネットワークによるペーパレスの推進や遠隔会議システム(TV会議、Web会議)の積極的活用により、ワークスタイルの革新と環境負荷削減を進めるとともに、シンクライアントシステムの積極的活用などによりシステム全体の省電力化を行い、従来オフィス比でCO2排出量50%削減を目指す。また、建物における省エネ・省資源対策として、外部熱負荷を最小限に抑えた建物配置や高効率照明器具の採用などを行うとともに、リサイクル対応型タイルカーペットなどのエコマテリアルの積極的な採用、適切なメンテナンスによるビル施設の長寿命化などの対策も行うという。