トヨタ自動車(株)は、低燃費と、発進時から力強い加速をもたらす動力性能、ならびに高い静粛性を実現させた、2.8L直噴ターボディーゼルエンジンを開発したと発表した。今回開発したエンジンは、次世代高断熱ディーゼル燃焼の採用などにより、最大熱効率44%を達成したもの。これにより、従来型のエンジンと比べ燃費が最大で15%向上するとともに、ダウンサイズしながら最大トルクは25%、低速トルクは11%向上している。また、尿素SCRシステムの採用などにより、大気汚染の原因の一つと言われるNOx(窒素酸化物)を最大99%浄化し、世界で最も厳しい排出ガス規制である欧州EURO6および平成22年(ポスト新長期)排出ガス規制などに対応しているという。
情報源 |
トヨタ自動車(株) ニュース
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機関 | トヨタ自動車(株) |
分野 |
地球環境 大気環境 |
キーワード | 燃費 | エンジン | 窒素酸化物 | NOx | トヨタ自動車 | SCR | 排出ガス規制 |
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