環境省は、平成27年6月30日にモンゴルのウランバートルで開催された二国間クレジット制度(JCM)に関する第3回日・モンゴル合同委員会において、JCMプロジェクトが2件登録されたと発表した。今回登録されたプロジェクトは、日本側は(株)数理計画、モンゴル側はAnu-Service Co., Ltdが実施する「ウランバートル市第118学校への高効率熱供給ボイラの新設」(第1号)と「ボルヌール郡への高効率熱供給ボイラの新設による熱供給システムの集約化」(第2号)の2件。施設の暖房用に温水を供給する石炭ボイラを、高効率ボイラに転換することにより、石炭燃焼に伴うCO2排出量を削減する。また、複数のボイラを集中制御するシステムを導入することにより、効率的な運転管理を実施する。想定されるGHG排出削減量は2020年までの合計で2件合わせて1,788t-CO2となる。日本政府では、引き続きJCMを着実に実施することで、優れた低炭素技術を活用した地球規模での温暖化防止を推進していくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 環境省 | ボイラ | 排出削減 | モンゴル | 二国間クレジット | 低炭素技術 | JCM | 数理計画 |
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