環境省は、平成28年9月26日に、モンゴルで実施されている二国間クレジット制度(JCM)プロジェクトにおいて、JCMクレジットが発行されたと発表した。JCMは、途上国への温室効果ガス削減技術、製品、システム、サービス、インフラなどの普及や対策を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価し、日本の削減目標の達成に活用するもの。今回クレジットが発行されたプロジェクトは、1)ウランバートル市第118学校への高効率熱供給ボイラの新設、2)ボルヌール郡への高効率熱供給ボイラの新設による熱供給システムの集約化、の2件で、温室効果ガスの排出削減が実現され、発行されるクレジットは合計で157トン(発行対象期間は約8カ月分)となった。同省ではこれまでに85件の排出削減・吸収プロジェクトを実施しており、これらの事業からの削減量は年間約45万トンと見込まれる。今後も、優れた低炭素技術による世界全体の温室効果ガスの排出削減を実現するため、JCMをより一層推進していくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 環境省 | 温室効果ガス | ボイラ | 排出削減 | 高効率 | 熱供給 | モンゴル | 二国間クレジット | JCM |
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