新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、アルハイテック(株)が、アルミ系廃棄物から水素を発生させ発電に利用するシステムの有効性検証に着手すると発表した。同システムは、リサイクルが困難と言われていたアルミ系廃棄物からアルミを分離し水素を発生させ、発電に利用する画期的なシステムで、アルハイテックが独自開発したもの。今回、同システムの実用化への目処が立ったことから、朝日印刷(株)が提供する工場敷地に規模を拡大した装置を新たに設置し、工場から出る紙・アルミ・プラスチックの複合材製品の端材を利用した実動工場におけるシステムの検証に着手する。同装置は年内に完成させ来年から運用に入る予定。同システムを活用しアルミ系廃棄物900トンを処理した場合、約170万kWh(一般家庭4,600軒分の月間使用量)の省エネ効果が期待でき、水素社会構築に向けた水素エネルギー利用の新たな可能性拡大を目指すという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) アルハイテック(株) 朝日印刷(株) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | 水素 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 発電 | 廃棄物 | 水素エネルギー | アルハイテック | 朝日印刷 | アルミ |
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