住友共同電力(株)、住友林業(株)、フルハシEPO(株)の3社は、燃料用木質チップを利用したバイオマス発電会社「川崎バイオマス発電(株)」、建設発生木材等を原料としたチップ供給会社「ジャパンバイオエナジー(株)」、及びチップ供給会社の持株会社の3社を合弁で設立することを決定した。同事業は、建設発生木材等を利用したバイオマス発電を実施することにより、木材のリユース・リサイクルを促進し、森林資源の効率的な利用・環境保護を図るとともに、木質チップを用いたCO2フリーの発電を行うことで地球温暖化防止に貢献する目的で行うもの。バイオマス発電会社に隣接するかたちでチップ供給会社を設立し、建設発生木材等をチップ化した木質燃料をバイオマス発電会社に供給。バイオマス発電会社では、特定規模電気事業者向けに長期安定的に電力を供給する。これらの施設は平成21年に着工予定という。