パナソニック電工(株)は、放送局やケーブルテレビ局、製作プロダクションなどのスタジオ向けに、HIDやLEDなどを光源とした省エネ型照明器具や次世代照明制御システムでの省エネ提案を進めると発表した。同社では、2007年よりCO2削減キャンペーンを全国展開。放送事業や映像製作分野についても、省エネ型のスポットライトやフラッドライトのほか、機能別にモジュール化したコンパクトな調光操作卓など、スタジオ照明設備全体としての省エネ提案を進めている。特に、250Wで1000Wハロゲン電球相当の明るさを実現した、2008年7月発売のHIDスポットライトは、高い省エネ率で好評を得ている。同社では今後、地上デジタル放送完全移行に向けた先進のテレビスタジオ設備が求められる中、照明システム全体の省エネに貢献する照明空間のソリューション提案を進めていくという。
