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 京都市、SiCパワーデバイス搭載の高効率な蓄電システムを導入

発表日:2015.10.05


  京都市は、世界初となるSiC(炭化ケイ素)パワーデバイス搭載の高効率な蓄電システムを導入すると発表した。同市では、岡崎地域におけるエネルギーの効率的利用を推進するため、平成25年度からBEMS(建物エネルギーマネジメントシステム)や蓄電池の導入、公共施設間のCEMS(地域内エネルギーマネジメントシステム)の構築に取り組んできた。今回、この取組の一つとして、太陽光パネル30kWが整備されている京都市勧業館「みやこめっせ」に、スマートシティ京都研究会のメンバーでありオスカー認定企業である(株)アイケイエスが開発したSiCパワーデバイス搭載の高効率な世界初の蓄電システムを導入する。これにより、太陽光電力との組み合わせにより非常用電源として活用することができ、また平常時には電力のピークカットを従来のシステムよりも高効率に行うことが可能となるという。なお、同システムの設置は、平成28年3月の予定。

情報源 京都市 広報資料
機関 京都市
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | エネルギー効率 | 蓄電池 | SiC | 京都市 | 炭化ケイ素 | エネルギーマネジメントシステム | 非常用 | アイケイエス
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