JFEエンジニアリング(株)は、米国カリフォルニア州サンディエゴと西海岸のオレゴン州ポートランドの2箇所に、電気自動車(EV)用急速充電器を設置したと発表した。現在、米国(特に西海岸)では、脆弱な送配電ネットワークがEV普及の障害になると懸念されている。こうした米国の電力供給事情の下、今回設置された充電器は、CHAdeMO基準に準拠した仕様で、30分で電池容量の80%を充電でき、受電の際に50kWの大電力を必要とせず電力を平準化して使えることから、ピーク電力使用量に従って追加課金されるデマンドチャージを抑制できる。また、蓄電池を搭載し、20kWの小電力で通常の急速充電を行うことが可能なため、他形式に比べ設置場所の受電設備や、電力配線の整備に要する費用を軽減できるという。同社は、今後も米国で同充電器の提案を積極的に展開するとともに、次世代機として開発した「8分で80%」の充電が可能な超急速充電器の普及についても展開していくという。
情報源 |
JFEエンジニアリング(株) ニュースリリース
|
---|---|
機関 | JFEエンジニアリング(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 電気自動車 | EV | JFEエンジニアリング | 蓄電池 | 急速充電器 | 米国 | 平準化 | CHAdeMO | サンディエゴ | ポートランド |
関連ニュース |
|