新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、日産自動車(株)及び兼松(株)は、米国カリフォルニア州における電気自動車(EV)の行動範囲拡大を目的とした実証事業が本格始動したと発表した。同実証事業は、航続距離の制約等により、近距離移動に限られていたEVの行動範囲を、都市間の移動レベルに拡大することを目的としたもの。今回、海沿いのモントレーから山間部のレイクタホまでの区間に25カ所・55基の急速充電ステーションの回廊(コリドー)を2017年11月14日に完成させるとともに、2016年11月以降、EVドライバー向けに提供しているリアルタイム情報スマホアプリサービスを、日産の自動車情報サービスとデータ連携させるなど機能をバージョンアップさせ、本格的に始動した。これから約2年間の実証期間を通じて、急速充電器の適正な設置箇所や利用者の充電行動などEVのさまざまな行動パターンのデータを集積・分析し、EV利用距離の延伸の可能性についても評価分析するという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
日産自動車(株) ニュースリリース 兼松(株) ニュースリリース |
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 日産自動車(株) 兼松(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 電気自動車 | 日産自動車 | EV | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 実証 | 急速充電器 | 米国 | カリフォルニア州 | 兼松 |
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