三菱日立パワーシステムズ(株)は、韓国の大林産業と共同で、韓国中部発電が新設する高効率の新舒川石炭火力発電所向け超々臨界圧ボイラーを受注したと発表した。新舒川石炭火力発電所は、韓国の第6次電源計画に沿ったプロジェクトで、首都ソウルの南方約200kmの忠清道舒川郡に建設される。運転開始後は、地域の旺盛な電力需要に応えていくことになる。今回供給するボイラーは、出力100万kW級の大規模な超々臨界圧発電設備の中核機器となるもので、高い発電効率を実現するとともに、CO2排出量も抑制するという。なお、運転開始は2019年9月の予定。