東京都と（公財）東京都環境公社は、福島県産のCO2フリー水素の活用及びそれを通じた福島県内の再生可能エネルギー導入の推進を目指して、福島県、産業技術総合研究所と基本協定を締結すると発表した。CO2フリー水素は、再生可能エネルギーの電力によって電気分解した水素や、化石燃料を改質又はガス化して製造した水素に、CCS（CO2回収・貯蔵）等を組み合わせることで、燃焼してもCO2を排出しない水素。協定の内容は、1）CO2フリー水素の製造、輸送・貯蔵、利用に関する共同研究、2）産業技術総合研究所と東京都環境公社（環境科学研究所）間での人材交流等で、平成28年5月17日に、福島県庁で協定締結式が開催されるという。