(株)富士経済は、電力貯蔵システムに採用される二次電池の世界市場を調査し、その結果をまとめた報告書「エネルギー・大型二次電池・材料の将来展望2016動力・電力貯蔵・家電分野編」を発表した(調査期間:2016年2月~4月)。リチウムイオン電池(LiB)、鉛電池(Pb)、NAS電池、レドックスフロー電池、ニッケル水素電池、電気二重層キャパシタなどの二次電池は、再生可能エネルギーの自家消費の広がり、電力システム改革の進展に伴う新たなエネルギーサービスの活性化、再生可能エネルギーの導入量増加に伴う系統安定化ニーズの高まりにより需要が増加している。今回の報告書によると、電力貯蔵システム向け二次電池の世界市場は、2015年は1,313億円で、住宅用蓄電や電力貯蔵システム(系統設置他)向けを中心にLiBの需要が大きく伸び、2025年には2015年比5.7倍の7,423億円になると予測されるという。
情報源 |
富士経済グループ プレスリリース(PDF)
(株)富士経済 エネルギー・大型二次電池・材料の将来展望 2016 動力・電力貯蔵・家電分野編 |
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機関 | 富士経済グループ (株)富士経済 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | リチウムイオン電池 | 電力貯蔵 | 富士経済 | 蓄電池 | 市場調査 | 二次電池 | LiB |
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