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 富士経済、大型二次電池とその構成部材の世界市場を調査(2017年調査)

発表日:2017.07.25


  (株)富士経済は、大型二次電池とその構成部材の世界市場を調査した(調査期間:2017年3月~7月)。大型二次電池の市場は、環境対応車分野を中心に大幅な拡大が予想されており、同社によれば、各種大型二次電池(LiB、ニッケル水素電池、電気二重層キャパシタ、鉛電池、NAS電池、レドックスフロー電池など)の世界市場は、2016年は2兆6,700億円となり、2025年には2016年比3.4倍の9兆212億円と予測されている。一方、2016年時点では市場の50%以上を占めている環境対応車分野向けは、今後もLiBを中心に採用が増えることから、2025年には市場の73%を占めると見られている。また、大型LiBの主要構成6部材の世界市場は、さまざまな分野で大型LiBの需要増加が見込まれることから、正極活物質を中心に構成部材も伸び、2025年には2016年比4.7倍の3兆673億円と予測されている。

情報源 富士経済グループ プレスリリース(PDF:75KB)
機関 富士経済グループ (株)富士経済
分野 地球環境
キーワード 電力貯蔵 | 富士経済 | 蓄電池 | 市場調査 | 二次電池 | 環境対応車 | LiB | 部材
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