環境省は、素材別リサイクル戦略マップ策定に向けた調査・検討の中間報告を公表した。同省では、マテリアルリサイクルによる天然資源消費量と温室効果ガス等の環境負荷を図るため、低炭素3R技術・システムを通じた質の高いリサイクルの実現を目指した取組を進めている。今回の中間報告は、プラスチック及びガラスに関する素材別リサイクル戦略マップ策定に向けた「マテリアルフロー」、「環境負荷分析」、「排出・利用の課題解決の方向性」に関する調査・検討結果を取りまとめたもの。特に、プラスチックについては、現状では大部分が焼却処理等され、それに伴い約1800万トンCO2の温室効果ガスが排出されているなど環境負荷が大きいことがわかった。同省では今後、循環型社会と低炭素社会の統合的実現に向けて、検討成果を踏まえて、プラスチック及びガラスのマテリアルリサイクルを推進していくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | 環境負荷 | 循環型社会 | マテリアルリサイクル | 環境省 | 低炭素社会 | 温室効果ガス | プラスチック | ガラス |
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