新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、落雷被害による風車の停止時間を低減し稼働率を上げるため、雷検出装置等の評価技術開発に着手すると発表した。日本では、風力発電が落雷の被害を受けることが多く、ブレード破損や火災事故等が生じるおそれがある。そのため、公共安全確保の観点から、発電用風力設備の風車に雷検出装置の設置が義務付けられるようになった。今回、雷検出装置の評価手法を確立するために、雷インパルス波形試験、交流電源を用いた周波数特性評価、長波尾電流による評価等を行い、雷検出装置の所要性能を検討する。また、接地システムの健全性確認方法の開発、雷リスクマネジメント方策の取りまとめ等を行う。雷を適正に検出することにより、新たな検知技術の研究開発等に着手し、落雷による風車の停止時間低減、稼働率向上を図るという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 風力発電 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 評価 | 風車 | 発電設備 | 落雷 | 稼働率 |
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