新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、ポルトガルの国立エネルギー地質研究所(LNEG)と共同で、再生可能エネルギーの大量導入に伴う電力需給安定化に貢献する自動デマンドレスポンス技術の実証事業を実施することに合意し、基本協定書(MOU)を締結した。また、リスボン市と市庁舎を含む複数施設を実証サイトとすることに合意し、施行協定書(IA)を締結した。ポルトガルは、再生可能エネルギーの導入を積極的に進めており、今後の風力発電や太陽光発電の更なる導入のために、再生可能エネルギーの大量導入に伴う電力需給安定化のニーズが高まっている。今回の事業では、ダイキン工業(株)を委託先として、ポルトガル側パートナーであるEDP、EFACEC、everis Portugalと共同で、リスボン市庁舎などに蓄冷機能を有するビル用マルチエアコンを設置し、空調自動デマンドレスポンスシステムの電力需給調整機能およびそれを用いた電力小売り事業者向けの事業モデルの実証を2019年12月まで行うという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 空調 | ポルトガル | デマンドレスポンス | 電力需給 | リスボン市 |
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