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鹿児島県で野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルス検出
発表日：2016.12.06
環境省は、鹿児島県で回収されたヒドリガモから高病原性鳥インフルエンザウイルス検出されたと発表した。今回報告されたのは、鹿児島県出水市において回収されたヒドリガモ1羽の死亡個体（平成28年11月24日）について、確定検査を鹿児島大学において実施したところ、高病原性鳥インフルエンザウイルス（H5N6亜型）が検出されたもの。このため、12月6日より回収地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化するという。この他、新たに簡易検査・遺伝子検査で陽性となった新潟県阿賀野市で回収されたコハクチョウ1羽、茨城県水戸市で回収されたユリカモメ1羽、愛知県名古屋市の動物園で回収された飼育下のコクチョウ1羽について、確定検査機関で検査中であることが公表された。なお、野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルについては、国内複数箇所発生時の「対応レベル3」にすでに引き上げられている。
