(株)日比谷花壇は、法人企業向けに、日本初のCO2排出権つきレンタルグリーンサービスを2009年4月1日から開始すると発表した。同サービスでは、ブナの木1本が1年間に吸収する二酸化炭素量にほぼ相当するといわれる10kg分の二酸化炭素の排出権をグリーン1点/レンタル期間1ヶ月について付加し、カーボンオフセット証明書を導入企業に発行する。導入企業では、このオフセット分をCO2削減の自主目標達成のために活用できるほか、レンタルグリーンの設置場所に同証明書を掲示すること等により、地球環境への配慮・貢献をアピールできるという。付加される排出権は、ブラジルの小規模水力発電工場でのCDMプロジェクトで創出され、国連が認証した二酸化炭素削減クレジットCERとして発行されたもので、カーボンオフセットプロバイダーの(株)リサイクルワンを通じて、同社がオフセット部分の排出権を購入・償却する仕組みとなっている。