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 JSTなど、「電気代そのまま払い」社会実装の成果を発表

発表日:2017.02.22


  科学技術振興機構(JST)低炭素社会戦略センターと東京大学は、「電気代そのまま払い」の社会実装の成果を発表した。「電気代そのまま払い」は、平成26年度にJSTなどが提案したもので、省エネ冷蔵庫などの買い替えに際して、初期費用を金融機関が立て替えし、節約した電気代相当額を、月々の実際の電気代と合わせて支払い、機器代を返済していく枠組み。今回、静岡県三島市などの一般家庭20世帯において冷蔵庫の消費電力量を計測し、そのうち5世帯に対して、省エネ冷蔵庫販売会社(静岡ガス協力会社)から「電気代そのまま払い」を提案し、2世帯で冷蔵庫の買い替えが実現した。JSTなどが開発した消費電力量・電気代節約額の簡易推計ツールを用いて試算したところ、実際に冷蔵庫を買い替えた家庭では、60%以上の省エネ効果(電気代にして1,500円/月以上の節電効果)が確認された。今回の成果を踏まえて、この枠組みを推進するファンド設立などに取り組み、全国への普及を目指すという。

情報源 科学技術振興機構(JST) 共同発表
東京大学大学院工学系研究科 プレスリリース
静岡ガス(株) お知らせ
機関 科学技術振興機構(JST) 東京大学 静岡ガス(株)
分野 地球環境
環境総合
キーワード 省エネルギー | 科学技術振興機構 | 東京大学 | JST | 家庭 | 電気 | 静岡ガス | 金融機関 | 低炭素社会戦略センター | LCS
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