国際航業ホールディングス(株)は、国際環境ソリューションズ(株)をはじめとする同社のグループ会社4社が、宮崎県及び都農町と大規模太陽光発電事業(メガソーラー事業)に関するパートナーシップ協定を締結したと発表した。同事業は、宮崎県児湯郡都農町の旧リニア宮崎実験線ガイドウェイ(高架)上に太陽光パネルを縦列に配置し、1メガワット(1,000キロワット)の発電を行うもの。これは、送電線を利用する発電事業としては電力会社(一般電気事業者)以外が運営する国内初のメガソーラー発電所となる。同事業により発電する電気は、電力系統を通じて売電する予定で、その環境価値はRPS法(電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法)上の新エネルギー等電気相当量として、日本の電力供給における新エネルギー導入義務量に供することができる。あるいは、グリーン電力証書として活用することも検討していくという。