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 福岡県、めっき廃液リサイクル技術に対する支援の成果等を紹介

発表日:2017.05.17


  福岡県は、めっき廃液リサイクル技術に対する支援の成果等を公表した。同技術は、(公財)福岡県リサイクル総合研究事業化センターの支援により、大谷化学工業(株)と関西大学が実施した共同研究プロジェクトの成果。「無電解ニッケルめっき」の実廃液を用いて回収実験を行った結果、ニッケルを選択的かつ高効率(抽出率98%以上)で回収することが可能で、ニッケル抽出後の残廃液から亜リン酸カルシウムを回収することが確認されている。大谷化学工業は、テスト販売を経て、平成28年5月にニッケル・リン回収事業を開始している。同県は、同社の事業化に先立ち、平成26年度に「ニッケル・リン回収設備」の整備に対する補助を行っており、地域のリサイクル関連企業による「福岡発の新技術で海外展開(東南アジア地域を想定)」を目指した取り組みの好事例として紹介している。

情報源 福岡県 記者発表資料
機関 福岡県
分野 ごみ・リサイクル
水・土壌環境
キーワード リサイクル | リン | 回収 | 福岡県 | ニッケル | 関西大学 | 大谷化学工業 | めっき廃液
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