日本学術会議は、「提言 我が国の地球衛星観測のあり方について」を公表した。同提言は、日本学術会議地球惑星科学委員会地球・惑星圏分科会地球観測の将来構想に関する検討小委員会での審議結果を踏まえ、地球惑星科学委員会地球・惑星圏分科会において取りまとめたもの。日本の地球衛星観測の現状や問題点を整理した上で、1)戦略的計画推進の必要性、2)地球衛星観測コミュニティの強化とピアレビューの導入、3)観測データアーカイブ体制の構築と利活用の促進、4)人材育成の体制強化と地球観測リテラシーの向上、の大きく4つを謳っている。